2019年発表の8thアルバム。作品毎に表情を変えつつもDEERHUNTERらしさを植え付けるサウンドは前衛的な冒険心と普遍的なポップネスを常にミックスしアップデートさせてきた彼らならではの鳴り方で、孤高の存在感を誇り続けている類稀なバンド。前作のポップネスを継承しつつもよりサイケ、クラウトロック的要素やブルージィなルーツサウンドを組み込んだスリリングかつオーガニックな印象を与える絶妙なバランス!完全にDEERHUNTERらしい美学を貫きつつも、WHITNEYやFOXYGEN的な聴きやすさも兼ね備えた内容。既に最高傑作では!?と称されるのも納得です。入りやすい。
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